おおかみと雨漏りとチャイコフスキー

Tsukasa OISHI

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そういえば書き忘れていたけど、金曜日の夜はサントリーホールに行って、東京フィルの演奏を聴きました。チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番と、ベートーヴェンの交響曲7番というメジャーなプログラム。
ピアノ協奏曲は、辻井伸行という人のピアノのやつはCDで聴いたことがあるのだけど、そのときはピアノが堅くてあまり好きな感じでもなかった。実際に聴いてみると、ピアノがすごく柔らかくて転がるようで耳に心地いい。今回は中村紘子という人がピアノだったのだけど、これがピアニストの違いによるものなのか、CDと実際に演奏を聴いたことによる違いなのかはよくわかりません。ほかの楽器の音と重なってしまうのかどうなのかはわからないけど、ところどころ聞こえない音があったのでちょっと残念でした。今回はなかなかいい席だったのですが。
ベートーヴェンの方は純粋に楽しかった。ぼくは第一楽章の中盤あたりの、ひとつだけの音がファー、ファーと鳴るところがすごく好きなのだけど、その音が実際に聴くとすばらしくよくて感動した。第四楽章あたりになるとコンマスの人がめちゃめちゃノリノリになって足を跳ね上げたりのけぞったり足を踏みならしたりしていて椅子から転げ落ちそうなくらいで見ていて楽しかった。また行こう。

今日はユルさんと「おおかみこどもの雨と雪」を見てきました。今、ATOKで変換推奨にこの映画のタイトルが出てきてびっくりしたところ。幼稚園から小学一年の一学期までぼくは福岡のはずれの炭鉱の町に住んでいたのですが、そのとき住んでいた家が当時でもぼろぼろで、夜にイタチが忍び込んできたりムカデが出たり雨漏りしたりして、雨漏りを受け止めるタライとか洗面器を置いて落ちてくるそれをずっと眺めていてそれがとても楽しかったのだけど、そんな大昔のことを今さっきのことのように思い出したのが、この映画を見ていたときでした。