会社が乗っ取られました

Tsukasa OISHI

弟Sと一緒に会社を経営しています。町工場みたいな小さな会社。悪さしすぎて行き場のなくなったようなやつらを20人ばかりやとっています。みんな仲良し。仕事の内容は新聞配達のようなもの(あいまいなのです)。
ある日、会社が乗っ取られることになってしまい、みんな意気消沈。よし、みんなでマフラーを作ろうということになりました(なぜか)。配達で使うカブ(バイクです)のマフラーです。みんなで朝早くから夜遅くまで、工場でマフラー造りに精を出します。金属を溶接したり叩いたり。そしてついにマフラーが完成しました。カブにつけてみると、これがもう信じられないくらいいい音を出します。単気筒のレーサーバイクのように低くて圧力のある音なのです。
これで大丈夫だ、やっていけるぞ、とみんな大喜び。工場の前のスペースで打ち上げとお祝いをかねてバーベキューパーティです。そこへ子分のひとりが転がり込んできていうのです。「大石さん、大変ですっ。また会社が乗っ取られました!」
みんながえっと驚いているところに、黒塗りのリムジンがすーっと敷地に入ってきて止まります。えらそうなじじいが降りてきて一同を見回す。「今日から私がここの主人だ。ここは私のものだ」
弟Sが身を乗り出して叫びました。「だったら、おまえがマフラーつくれや!」

弟Sの最後のセリフが、もうおかしくておかしくてたまらなくて目が覚めてしまいました。目が覚めてもさらにおもしろさ倍増でくすくす笑いをこらえていたら、となりで寝ていたユルさんが、全部話しなさいとおっしゃるのです。ユルさんは枕に関するこれまたおもしろい夢を見て、たったいま目を覚ましたところだったのでした。なんと奇遇な夫婦。ユルさんに笑いをこらえながら(実際にはこらえられなくて笑いながら)、今見た夢の話をしました。
ユルさんが、「子分のひとりが転がり込んできた」といったところで笑ったので後で理由をきいてみたら、子分が横倒しになって文字通りごろごろ転がってきたのだと思ったそうです。ああ、それはおもしろい。

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昼休みに本屋さんで見かけてがまんできずに、 「Discover Japan TRAVEL vol.3 ニッポンの名宿&一流ホテル (エイムック 2332)」を買いました。よさそうな宿がたくさん載っています。最低でも年に一カ所はこれに載っている宿に行こうと思います。

同僚のK和さんとK田さんはその能力の冴えをいつもきらりと見せてくれます。頭のいい人と一緒に仕事ができるのは非常に気持ちがいいですね。今日もそのことを改めて感じて機嫌がいい。ああ、これだけで生きていけるなと思います。そういう人たちと仕事をしていて、いつももどかしく思うのが言語の持つ不完全さ。でも人間同士のプロトコルは基本的に言語しかないのでそれでやりとりをせざるを得ない。みんな、先へ先へと思考が進んでいるのがわかるのに、そこに到達するのを言語の遅さのせいで待たなくてはいけないわけです。

仕事中に小腹が空いたのでコアラのマーチを買おうとしたのですが、ぼーっとしていてなぜか缶コーヒーを買ってしまいました。よくぼーっとしている男であります。今日は秘密プロジェクトはおやすみしてのんびりします。ちょっと仕事もしました。ヘリコプターも飛ばします。ヘリコプターを飛ばしているとユルさんに怖いといわれるので、書斎からリビングに移動してそこで遊びました。そろそろ何かものを運んでみたいところ。ヘリコプターを会社に持って行って息抜きにやりたいのですが、なんだか怒られそうなのでやめておきましょう。そういえば前の会社のときはガンプラを持って行ったりカフェでプログラミングしたりいろいろとやりたいようにやっていました。そういう風になることを願いつつ、世界平和を祈る毎日です。ユルさん、と書くとユルさんと書いたところにリンクがはられているわけですが、これはひとつひとつ手でリンクをつけているわけではなくて(そんな人がいたらすごい)、このブログが勝手にリンクをはっているわけです。処理自体は、こんなこともあろうかと自作したWordScoopというRubyのライブラリでやっていて、なかなかの速度で処理してくれます。大きなサイトでも使われているようです。もう水曜日なんですね。というわけではないのですが、水曜どうでしょうの「腹を割って話そう」の回をユルさんと一緒に見て楽しみました。

Discover Japan TRAVEL vol.3 ニッポンの名宿&一流ホテル (エイムック 2332)

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エイ出版社
大型本
2012-02-06