おおいしつかさ


旅行とバイクとドライブと料理と宇宙が好き。
Ubie Discoveryのプログラマ。
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たのしっこさん

親指の付け根が腱鞘炎みたいに痛い。キーボードの叩きすぎでしょうか。秘密プロジェクトを進めている最中に電話が鳴ったので、いったん中断して仕事をこなします。仕事が終わってプロジェクトに戻ろうとしたのだけどもう戻れず。今日はここまでにしておこう。4000ほどすすめて2万になりました。6分の1が終わったところ。どうもノドが痛くてまた風邪をひいたようです。金曜日の不規則な生活がよくなかったようです。無理をすると一発ですね。今日は家でじっくりと養生しました。きらいだけど薬も飲みました。

先日、突然、さむしっこさんという言葉が頭に浮かんできました。こういう、意味がない言葉がときどき唐突にやってくるのです。さむしっこという言葉が生まれたときはそれに意味などなくて、あとから意味がつけられます。寒くておしっこする犬でしょうか。うれしっこさんなら、現実にいそうですね。この話をしたらユルさんに呆れられました。突然、となりを歩いていた36歳になる馬鹿亭主が「さむしっこ」なんて言い出すのだから彼女の心情たるや推して知るべしです。

プログラマと陶芸家は似ています。どちらも誰にも邪魔されない静かな環境が必要だし、集中力と想像力と構想力が必要です。いかに苦労したかとか、どれほど長い時間をかけたかなどはまったく関係なく、できあがったものですべてが評価されます。でも、プログラマはどうも陶芸家のようには働けていないようです。少なくとも日本のプログラマのほとんどは。陶芸家は電話やミーティングに出たり進捗を聞きにくる上司に説明したりはしませんが、プログラマにはそれが求められていてそのために仕事が遅れます。陶芸家は日が暮れるとともに充実感を覚えながら仕事を終えることができそうですが、プログラマは何もやっていないうちに夕暮れになっていることが多いのです。
思考をともなう集中力がうまく働き始めるには、ある程度の時間が必要です。慣れている人でも本当に集中した状態に持って行くまでに15分はかかるでしょう。そうでなければ30分以上はかかると思います。プログラマに仕事をさせたくなければ、一時間おきに話しかけたりミーティングを入れるべきです。